【絶対雨天】
<2006年5月29日団長日記より>
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今朝出勤前にテレビの天気予報を見てつぶやいた。
「午前も午後も、降水確率は50%か…。傘は要るかな…でも荷物になるしな~」
通学前の小3娘が、間髪入れずにアドバイスしてきた。
「父ちゃん!そりゃ~傘は要るで、絶対降るねんもん…!」
…なんで!?なんで絶対降るって言いきれんの??
おれの中では、
感覚的にはさぁ…40%までなら大丈夫、60%以上なら傘は必要…。
でも、50%ってなかなか微妙やん…天気予報側の自信のなさを見せつけられただけのようなその数字ってさ…。
しかしまあ…娘の中では、降水確率50%というのは、絶対降るという数字判断なんやろか??
案外、心配症??
「なんで絶対降るなんて思うん?50%ならやっぱり傘がないと心配か?」
「なんでやねん!今日のん午前と午後を足したら100%やん。…降るで。」
「………へ???」
…その感覚…すげーな。
いや…なんとなく解らんでもないわ…その錯覚。。。
錯覚どころか、娘は、今日のその降水確率の表記から、絶対雨天である判断を信じて疑わない表情やわ…。
ちょっとおもろいので…立て続けに聞いてみた。
「それなら…午前80%で、午後も80%の降水確率の日やったら、どないな日になると思ってるん?」
「え~っと…160%やから…めっっっっちゃ降んねんで!大きな傘だけやなくて、長靴も履いて、レインコートも着て、めっちゃ覚悟して家を出ないとアカンねんで。」
…感覚的に確率という概念を理解しようとしながらも、足し算がメチャ入り混じってるその発想…おれは嫌いじゃないよ。
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