躍心JAPANでは、通常のバスケットボールのスコアでは評価されない「キラっと光った輝き」「ボールのないところでの働き」も評価する文化を日本で広めようと考えています。
我々は、バスケットボール(ミニバスケ)の選手を育成する団体ではありません。
バスケットボールを通じて、親子の「心が育まれる環境(土壌)」を、日本各地で創ろうとしています。
確かに、バスケによる戦績や経歴、バスケットボールの技術の向上は大切なことです。
それでも、私たちが目指す先には、「自分のできる仕事を、自分から探し、最後まであきらめず自分から行動する」という、人として社会に出た時にも大切な部分を、たくさんの親子に「気づき」としてもらいたいという願いがあります。
親子の自律が育まれる土壌づくりのワークショップ「躍心JAPANフェスティバル」では、通常の競技スコアとは別に、「躍心JAPANオリジナルスコアシート」に盛り込まれた評価ポイントで、「大きく頷ける小さな輝き」を認める活動を続けています。
この独自スコア…とてもシンプルで使いやすいもの(案外バスケ経験者でない固定観念がない人ほど使いやすい)のですが、実際に多くの方が使ってみて同じような感想を述べられます。
「コレは!…スコア付けしている我々オトナのほうが考えさせられる」と…
そう…そもそも少年スポーツの目的は一体何だったのかという本質的な原点回帰が生まています。
ただし、各チーム事情や、地域事情などは、充分に尊重すべきとも考えています。
各チームのご指導者の主旨賛同が得られない場合は、無理な価値観の強要は、チーム運営において歪みが生じる可能性がありますので、充分にご配慮の上、ご活用願います。
このページの一番下のところからPDFファイルでダウンロードいただけますので、ご自由にお使いください!
大きく頷ける小さな輝きを認めてあげることに特化した「躍心JAPANオリジナルスコア」
今では、ミニバスケ以外の少年サッカー、バレーボール、中学テニス部や吹奏楽部まで、活用の幅が広がっている報告を聴いています。
「子供達がやろうとしたところを認めてあげるものとして活用したい」と…
そして、2020年夏、嬉しいことに「あんたかベイビー」ブランドを展開されておられる「あんたか」さんからアプローチを頂き、内容の改定・バージョンアップ版を出しました。
この経緯から、躍心JAPANオリジナルスコアには「あんたかベイビー」が付いています♪
特段、このシートの活用についての了承を得る必要はありません。
どなたでも、ご自由にお使いください♪
躍心JAPAN独自スコアは、「絶対評価制」のものです。
これら全て「できている・できていない」ではなく、やろうとしている姿勢を「全て」認めて、何度でも加点していくスコアです。
このスコアは、選手を評価するものというよりか、スコアラーになった大人や上級生の「感性」が試されるものとして、試合後の対話や素敵な変容が生まれるものとして、産みだされました。
「できた・できなかった」の賞賛や叱責ではなく「やろうとした」ことを認めてあげるだけ…それで、子供達の「自律と主体性が育まれる土壌をみんなで作る」ことが目的の独自スコアです。